従来のうつ病と差別化する

鬱

励ましてもいい

精神疾患にもさまざまな種類の病気が判明し、新しい心の病として発表されています。非定型うつもその一つで、従来のうつ病と治療方法が異なります。従来のうつ病は「頑張れ」などの励ましの言葉は負担になるとしてタブーと言われています。しかし非定型うつは全く励まさないのはあまりいいとは言えず、多少奮起するほうがいいと言われています。また、従来のうつ病は症状が午前中に強く現れるとされています。しかし、非定型うつの場合は夕方や夜に症状が現れやすいという違いがあります。いいことがあれば一時的に気分が上昇することも多く、食欲や睡眠欲が従来のうつ病のときよりも活発になることが多いです。非定型うつの治療で大切なのは、生活リズムを崩さないようにすることです。抑うつ状態が現れているときでも、日中は日光を浴びたり、身体を動かしたりするのが効果的です。食生活も、間食などは極力控えてバランスの良い食事を心がけるのがよいでしょう。そして、できるだけ病気になる前の生活リズムを維持し続けることが大切です。非定型うつは従来のうつ病と異なり気分が下がりっぱなしにならないところが特徴と言えます。診断される基準は従来のうつ病に似ており、抑うつ状態が2週間続くことが前提となっています。しかし、非定型うつは普段は抑うつ状態に苦しめられていても、良い出来事があると気分が上昇するという一面があります。それにより、ただ気分が上がらないだけで病気ではないと本人が自己判断してしまうことが多く、発症に気付きにくい病気となっています。非定型うつは自己主張が少なく他人からの評価を重んじる性格の人が発症しやすい病気です。他人の目を気にするあまり、人前でのみ対人恐怖のような症状が現れ、一人のときは正常という場合もあります。もしくは他人の前で些細なミスをしてしまい、一人になったときに強い自責の念を持つケースもあります。治療方法として、周囲の人たちに適度に励ましや奮起の言葉をかけてもらうのが効果的とされています。これも従来のうつ病と大きく異なる点です。従来のうつ病と非定型うつをしっかり差別化し、治療方法を選ばねばなりません。

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